はじめに
誰でも気軽に情報発信ができ、容易に利用ができるSNSですが、誰しもが「炎上」するリスクを抱えています。特に企業やブランドにとって、SNS上での炎上は瞬時に信頼を失わせ、経済的打撃を与える可能性があります。様々な危険がある炎上ですが、炎上には起こりやすい時間やタイミングがあることはご存知でしょうか?
本記事では、炎上が起きる理由と起きやすい時間やタイミングについて解説いたします。
◾️この記事でわかること
- SNS炎上の概要
- 炎上が起きやすい時間やタイミング
- 炎上に気をつけるべきタイミング一覧
◾️目次
1. SNS炎上とは
炎上とは、インターネット上で特定の人物や企業、商品などが、批判や中傷の対象となり、その情報が瞬く間に拡散し、大きな騒動となる現象のことです。SNSの場合、中心に多数のユーザーから否定的なコメントやリアクションが多く発生する状態を指します。炎上は、企業のイメージダウンや個人への深刻な被害につながるため、注意が必要です。
炎上が起きることで生じる企業の被害は以下のようなものがあります。
- 売上の低下
- 社会的信用の低下
- 悪印象なイメージ定着
これらの被害を避けるため、SNSでの投稿や行動には注意を払う必要があります。
2.炎上が起きやすい5つのトピックス
日々SNSで起きている炎上ですが、炎上する理由やトピックスが、大きく分けて5つに分類されることはご存知でしょうか?
SNSに関する正しい知識の普及と効果的かつ安全にSNSを活用できる人材育成を目的に設立した法人である一般社団法人SNSエキスパート協会は、炎上しやすいトピックを『炎上のさしすせそ』と提唱しています。
トピックの内訳は以下の通りです。
- さ:災害・差別
- し:思想・宗教
- す:スパム・スポーツ・スキャンダル
- せ:政治・セクシャル
- そ:操作ミス(誤投稿)
これらのトピックの投稿は炎上する恐れが高いため、注意が必要です。
3. 炎上が起きやすいタイミング
炎上が起きやすいトピックの内、「さ:災害・差別」・「し:思想・宗教」は、投稿する時間やタイミングによって起きる可能性が高いと考えています。
実際に、以下の投稿は、何気ない投稿であったにも関わらず、投稿日が「長崎市への原子爆弾投下の日(8月9日)」であり、日本人にとっては重要な日であったため、炎上に繋がってしまいました。
※画像引用元:HUFFPOST 2015年8月10日
このような思いもよらぬ企業の炎上を防ぐために、【投稿注意日一覧付き】知らないと危険!企業事例から学ぶSNS炎上対策ガイドを作成しました。注意すべき日時を「炎上が起こりやすい日時一覧」として、投稿日ごとに気をつけるべき投稿内容も掲載しています。ぜひご活用ください。
4. まとめ
本記事では、SNSで炎上が起きやすい5つのトピックスと、炎上を防ぐために投稿を避けるべきタイミングやその事例をご紹介しました。
今やSNSでの炎上は誰にでも起こりうる危険性を帯びており、特に発信をしたりコメントをしたりする際には、投稿内容・言い回しについて十分に留意する必要があります。炎上対策や、炎上が起きた際の対応についてより詳しく知りたいという方向けに「知らないと危険!企業事例から学ぶSNS炎上対策ガイド」をご用意しています。
本資料では、SNSの炎上対策をテーマに、SNSで起こる炎上や実際に起こった企業の炎上事例、企業が取り組むべき3つの対策をまとめています。弊社が実践しているすぐに取り組める炎上対策も解説していますので、ぜひご活用ください。