このたび、株式会社CREAVEは、SNSマーケティングご担当者様向けに、SNS施策の効果を最大化するための戦略設計と改善ノウハウを解説するセミナー『SNSで効果を最大化するためのマーケティング戦略と成功事例』を、2025年4月15日(月)に開催いたしました。

本記事ではセミナーの内容をレポート形式でお届けします。企業様での実際の改善事例を交えながら、考え方や具体的な改善ステップをご紹介します。SNS運用を強化したい方、課題をお持ちの方は、ぜひご覧ください。

■ このレポートでわかること

  • SNS運用における戦略設計の基本ステップと考え方
  • コンテンツ企画・改善に役立つ実践ノウハウ
  • 企業アカウントで成果を上げた具体的な成功事例

■ 開催趣旨

SNSを活用したマーケティングは、多くの企業にとって重要な手法となっています。
しかし、ただ闇雲に投稿を続けるだけでは、期待する成果を得ることは難しいのが現実です。効果的なSNS運用には、明確な戦略の策定と、その戦略に基づいた具体的な施策の実行が不可欠です。

そこで本セミナーでは、SNSマーケティング担当者様向けに、SNSで効果を最大化するための運用戦略の立て方と事例を解説します。ターゲット設計・独自性の明確化・接触頻度の高め方といった戦略の基本ステップから、実際の企業アカウントでの運用改善事例までを幅広く解説。マーケティング現場に即した「戦略の立て方」や「成果につながる投稿改善のポイント」を、実例ベースでご紹介しました。

企業様での実際の改善事例を交えながら、考え方や具体的な改善ステップをご紹介します。SNS運用を強化したい方、課題をお持ちの方は、ぜひご覧ください。

■ 登壇者紹介

株式会社CREAVE(クリーブ)
セールスマーケ 星 夏実


株式会社ぐるなびへ新卒入社し、営業を経験後、インサイドセールス部署の立ち上げメンバーに抜擢。同社出向期間中に株式会社セレブリックスでISチームをユニットリーダーとして牽引。現在は、株式会社CREAVEでISチームを立ち上げ、「お客様も会社も幸せにするインサイドセールス」を目指し、日々奮闘中。


簡単に弊社CREAVEについてご紹介させていただいた後、SNSマーケティングにおいてなぜ“戦略設計”が重要なのか、その背景と基本ステップについて解説いたします。さらに、実際に成果につながった企業アカウントの成功事例や、コンテンツ改善の具体的なプロセスまで、実践的なノウハウを交えてご紹介します。

CREAVE(クリーブ)とは

CREAVE(クリーブ)は、SNSコンサルティング・クリエイターマーケティング・ストックフォトの3事業を展開する、株式会社Gaiaxの100%子会社です。

“企業とクリエイターが共創するSNSマーケティング”を強みとし、戦略設計から投稿制作、効果検証・改善提案まで、一気通貫でご支援しています。

35万人超の登録クリエイターを擁する独自プラットフォームを活用し、企画から制作、改善までを一気通貫でサポートする体制を構築。コスメ・食品・インテリア・家電などのtoC商材を中心に、これまで300社以上の支援実績がございます。

なぜ“戦略設計”が重要なのか?

SNSの情報流通量は年々増加しており、企業から発信される情報の影響力は相対的に低下傾向にあります。ユーザーは、自分にとって本当に関係のある情報だけを選び取るようになっており、「ただ発信すれば届く時代」はすでに終わっています。

このような環境下では、「誰に」「どんな価値を」「どのような接点で」伝えるかを明確にする戦略設計が不可欠であり、その設計に基づいた運用が求められます。本セミナーでは、SNS運用において押さえておきたい3つの戦略設計における基本ステップを紹介します。

STEP①:ターゲット・クラスタの整理

まず重要なのが、「誰に届けるか」の明確化です。
Gaiaxでは、ユーザーが情報を受け取るネットワークを以下の2つに分類しています。

  • クラスタ(興味・関心によるつながり)
  • コミュニティ(親しい人を中心としたつながり)

多くの企業アカウントでは、コミュニティの構築は難易度が高いため、まずは特定のクラスターに向けた情報発信を設計することが現実的かつ有効なアプローチです。全方位的に発信するのではなく、特定の関心軸を持つユーザーに対して情報を“刺しにいく”発想が、成果につながる第一歩となります。

たとえば、「野球が好きな人」に向けたコンテンツが、スポーツ好き・レジャー好きといった隣接クラスターへと波及していくように、一つの興味領域に深く届けることで、認知の広がりを生む設計が有効です。

STEP②:独自性とカテゴリーエントリーポイントの検討

次に重要なのが、情報の記憶定着と想起されやすさの設計です。SNSで成果を出すためには、ターゲットの興味・関心に合った情報であると同時に、「記憶に残る」「想起される」ブランドである必要があります。そのために重要なのが、独自性とカテゴリーエントリーポイントの設計です。

  • 独自性(差別化されたブランドイメージ)
  • カテゴリーエントリーポイント(あるシーンで思い出してもらう“入口”)

■ 独自性:ブランドが持つ“らしさ”の明確化

独自性とは、ブランドがユーザーに与える印象や記憶に残る特徴を意味します。単なる機能やスペックではなく、ユーザーの記憶に残るような「ブランドイメージの文脈」を設計することがSNS上では特に重要です。

独自性を設計する際は、以下の3点を意識します。

  • ブランドが伝えたい価値(ブランド目線)
  • 商品・サービスのメリット(機能的価値)
  • ターゲットが得られるベネフィット(情緒的価値)

この中でも特に注目すべきは、「ターゲットが感じるベネフィット」にまで落とし込めているかどうか。競合と似たメリットで終わってしまわず、「どんな気持ちを届けたいのか」「どんな状況で思い出してもらいたいのか」までを設計することが、差別化の鍵になります。

たとえば、ジャパンフリトレー社が販売する「マイクポップコーン」では、“ポップコーンなのに食物繊維が摂れる”という一見地味ながらもユニークな視点に着目。
「ジャンキーだけど、ちょっと健康にいい」というギャップある価値提案を打ち出したところ、いいね数が平均7倍、口コミ数は200%アップといった成果につながりました。

*株式会社ガイアックス事例

このように、「SNS上のユーザーの声(ソーシャルリスニング)」を通じて隠れた強みやユニークな着眼点を発見することが、独自性の発見・言語化には効果的です。

■ カテゴリーエントリーポイント(CEP):思い出してもらう“きっかけ”の設計

独自性が「どんなブランドか」を伝えるものである一方で、CEPは「どんなときに思い出してもらうか」を設計するものです。たとえば同じ飲料でも、「仕事終わりのご褒美」なのか「リモートワーク中のリフレッシュ」なのかで、思い出されるタイミングは変わってきます。

CEPの数が多いほど、ブランドが接点を持てる“入り口”が増え、発信の幅や継続接触の機会も広がります。

ジャパンフリトレー社が展開する「チートス」では、X(旧Twitter)上の口コミをもとに、以下のようなCEPを設計しました。

  • 深夜の罪悪感あるおやつとして
  • ネタになるパッケージ裏のイラストが楽しいスナックとして
  • クセになる“やみつき系”フードとして
*株式会社ガイアックス事例

このように、ユーザーが実際に感じている利用シーンや楽しみ方を起点にCEPを設計することで、「あ、この投稿わかる」「私もそれやってる!」と共感を得やすい投稿づくりが可能になります。

STEP③:接触頻度を高める

最後に、SNS運用において極めて重要な「ユーザーとの接触頻度を高める」ことについて解説します。ブランド認知や好意形成において、接触頻度を高めることは極めて重要です。これは心理学でも「単純接触効果」と呼ばれており、繰り返し接触することで対象への親近感や好意が増すと言われています。

例えば、通勤中に目にする電車内の中吊り広告は、一度見ただけでは記憶に残りにくいものです。しかし、テレビCMのように繰り返し目にする情報は、自然と記憶に定着しやすくなります。これは、情報への定期的な接触が記憶の定着を促進するためです。

SNSにおいても同様で、ユーザーに対して定期的かつ適切な頻度で情報を提供することが、ブランドの認知度向上や好意形成につながります。

■ アルゴリズムを理解して接触頻度を高める

接触頻度を高めるにはアルゴリズムの理解が不可欠です。アルゴリズムはSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)とCNS(コンテンツネットワーキング)の2つに大別されます。SNSはフォローやコミュニケーションを重視し、人と人をつなげる役割を持ちます。一方、CNSは人とコンテンツ(情報)をつなげるものです。

昨今のアルゴリズムは、特にCNS(コンテンツネットワーキング)に大きく偏っています。これまでのフォロワーとのコミュニケーション中心から変化している状況です。

この背景には、SNSの成熟とプラットフォーム側の意図の2つの理由があります。プラットフォーム側は、特定のインフルエンサーの離脱によるファン減少のリスクを考慮し、プラットフォームそのものの支持を高めるアルゴリズムへとシフトしていると考えられます。

このような状況下で接触頻度を高めるために、PESO(Paid, Earned, Shared, Owned)モデルを積極的に活用する必要があります。それぞれの役割に基づいた施策を実行することで、効果的な展開を目指しています。

多くの企業では、各施策の特徴や役割を十分に理解しないまま実施されるケースが見られますが、弊社では各ステップにおいて優先順位付けなどの支援を行っています。

具体的には、ターゲットクラスタを整理し(STEP①)、独自性、カテゴリーエントリーポイントを検討・整理します(STEP②)。その上で、接触頻度を高めるための施策に優先順位をつけます(STEP③)。これらのステップを確実に実行することで、戦略の軸がぶれることなく、効果的なマーケティング展開が可能になると考えています。

戦略に基づくSNS運用の成功事例

ここまで戦略の立て方をご紹介してきましたが、せっかく戦略を立てても、実際のSNS運用に反映しなければ机上の空論になってしまいます。そうならないために、ここからは戦略に基づく実際のSNS運用の事例をご紹介していきます。

導入事例:株式会社伊藤園様 フォロワー転換率3.2倍!UGC数11倍!SNS運用

株式会社伊藤園様では、SNS投稿をきっかけに、潜在層への購買意欲向上、フォロワーとフォロワーとのコミュニケーション形成、顕在層への情報提供を目的としたSNS運用を弊社で行いました。

■ STEP①:ターゲット、クラスタの整理

まずは顕在層、潜在層についての定義や期待する行動を設定し、それぞれに届きやすいコンテンツを企画・実施。

  • 顕在層:開発秘話やアレンジレシピを通してより商品を深く知ってもらう
  • 潜在層:商品世界観にあった写真での商品紹介やさまざまなライフスタイルの方の商品の楽しみ方を訴求し、商品に興味を持ってもらう

■ STEP②:独自性、カテゴリーエントリーポイントの検討

次に、伊藤園様独自のブランド視点に基づき、独自性やカテゴリーエントリーポイントを検討しました。具体的には、今回取り上げる緑茶において、紅茶のフルーティーさよりも際立ち、かつ飲みやすく、甘さも控えめであるというブランド独自の魅力を強み(独自性)として訴求しました。

また、「毎日のご褒美」や「夕方のリラックスタイムに飲むもの」といった独自のシーン設定を行い、カテゴリーエントリーポイントを明確にしました。

次に、商品やターゲットに合わせたトーン&マナーを設計し、世界観を統一しました。これにより、商品の理解・愛着の醸成につながり、エンゲージメント率・フォロワー転換率にも影響を与えます。デザインや世界観の統一は、これらの効果を高める上で非常に重要といえます。

■ STEP③:接触頻度を高める

タッチポイントを増やし接触頻度を高めるSTEP③では、多角的なアプローチが重要です。弊社ではアンバサダーPR、SNSキャンペーンや通常投稿、広告などを積極的に活用した設計を行いました。

特にアンバサダー施策では、UGC創出とSNS投稿用素材の同時収集に成功しました。一般消費者の投稿は共感を呼びやすく、公式アカウントだけでなくアンバサダーアカウントからの商品体験談、独自のアレンジ、レシピ発信により、消費者目線のタッチポイントを拡大できました。

また、潜在層と顕在層に対し、それぞれ異なるアプローチで商品への興味喚起を図りました。

潜在層には、開発秘話やアレンジレシピを通じて商品の理解を深めてもらい、顕在層には、統一された世界観の訴求やライフスタイルに合った楽しみ方を提案することで、商品への関心を高める運用を行いました。

さらに、SNSでは、ストーリーズやコメント欄での積極的なユーザーコミュニケーション、フォロワーの声やアンバサダーの声を反映した投稿制作を実施することで、エンゲージメント率は1.4倍、フォロワー転換率は3.2倍に向上

加えて、プレゼント企画などのSNSキャンペーンと、アンバサダーによるUGC投稿を事前に展開したことで、一般ユーザーによるUGCが11倍に増加しました。

現場で実施しているコンテンツ改善事例

最後に、弊社が実際に行っている「コンテンツの数値改善」について、現場での取り組みをご紹介します。

弊社では月に一度、レポートに基づきアカウントの数値分析と改善点の洗い出しを行い、「KPTC(ケプトック)」というフレームワークを用いて改善を実施しています。

「KPTC(ケプトック)」とは、K(継続すべき点)、P(解決すべき問題)、T(問題点の解決策)、C(さらなる高みを目指すための新規施策)の頭文字を取ったものです。今回はクリエイティブ投稿の企画・デザインにおける改善事例を4つご紹介いたします。

コンテンツ改善事例①保存数8.3倍、リーチ数1.6倍に

こちらのガラスケトルの投稿では、広告色が強く、ユーザーの興味を惹きつけにくい点、および複数投稿でありながら、全てを読み進める動機付けが不十分である点が問題点として挙げられました。

また、クライアント様の課題として、商品の取扱点数が多く、再現性のある勝ちパターンを見出す必要がありました。

そこで、商品名を1枚目に明記しないことで広告感を抑制し、全ての投稿を読み進める動機付けを設定した構成へと改善。リーチ数は1.6倍、いいね数は1.3倍、そして保存数に至っては8.3倍に増加するなど、各数値が大幅に改善されました。

具体的には、投稿内の文章をしっかり読み進めていただくために、見出しの中で商品名を明記せず、2枚目によくあるお悩みを問いかけ、次に解決策を提案訴求、ユーザー口コミによる共感設計、そして最後に購入検討時の参考となる図を投稿するという流れのある設計に改善いたしました。

コンテンツ改善事例①保存数8.3倍、リーチ数1.6倍に

バスクリン様はエンゲージメント率の向上に課題を抱えており、フォロワーとのコミュニケーションの改善を目的にSNSの運用をご支援させていただきました。

まずは、リアクションの促進や交流を目的として、ストーリーズの内容をフォロワーとコミュニケーションが取れるようなコンテンツへと既存の投稿を改善。

具体的には、左図に示される従来のストーリーズに対し、改善後はクイズ企画やハイタッチ企画などを導入し、ユーザーがストーリーズ上でインタラクティブな操作を行えるようにいたしました。

このような交流を生むストーリーズ企画に移行した結果、フォロワーが気軽に参加できる投稿となり、エンゲージメント率は2.1倍に改善され、インプレッションも同時に向上いたしました。

コンテンツ改善事例③コメント数が3倍に

次に、化粧品ブランドViseでは、フォロワーとの交流が少なく、投稿へのコメントがつきにくい状況であったことが課題として挙げられていました。

改善策として、絵文字でのコメントを促したり、冒頭にCTA(行動喚起)を含める等の施策を実施。

例えば、「好きなカラーはどちらですか?」といった問いかけから始まり、「ピンク色が好きな方はこちらの絵文字でコメントしてください」といったように、ユーザーに行動を促す文章を投稿文の冒頭に設定したところ、実際にユーザーからのコメントが増加し、絵文字でのコメントも3倍に増加しました。

コンテンツ改善事例④再生回数が76倍に

株式会社ファシオ様では、投稿企画を実施しているものの、リール等の再生回数が伸び悩み、フォロワーにコンテンツ内容が十分に届いているか不明瞭であるという課題がありました。

そこで弊社では、ストーリーズにてアンケートを実施し、フォロワーユーザーに響く企画を立案。また、フォロワーからのコメントを企画に反映させることで、ユーザーとのコミュニケーションを図り、コンテンツの改善に繋げました。

具体的な事例として、ストーリーズのアンケートでメイクにかける時間を調査したところ、30分以内でメイクを済ませる方が多いことが判明。そこで時短メイクに関する投稿を実施した結果、リーチが1.5倍に増加いたしました。

数ヶ月後にも同様の時短メイク投稿を実施したところ、既存商品のエンゲージメントが約2倍に向上いたしました。これは、アンケート結果を基にユーザーの声を投稿に反映させたことで、コンテンツが改善された事例と言えます。

また、再生回数が伸び悩んでいた投稿に対して、手元のスウォッチや目元の比較を見たいというコメントが寄せられました。このユーザーの声を受け、目元をメインにした動画を投稿したところ、30万回再生を超える数値を獲得し、再生数が76倍に増加いたしました。

以上、弊社株式会社CREAVEのコンテンツ改善事例をご紹介させていただきました。これらの事例を踏まえ、ユーザーの意見を反映したコンテンツ改善が極めて重要であると結論付けられます。

CREAVEのSNS支援プランのご紹介

ここからは、弊社CREAVEが提供しているSNSマーケティング支援サービスの3つのプランについてご紹介します。「何から始めればいいかわからない」「リソースが足りない」「もっと成果につなげたい」そんな課題に対して、戦略から実行までをフルサポートしています。

1. SNSアカウント運用プラン

戦略立案・投稿制作・データ分析まで、SNS運用を一括でご支援するプランです。アカウントの立ち上げからグロースまで、成果に直結する運用体制を構築し、一気通貫でサポートいたします。

2. SNSコンサルティングプラン(内製化支援)

「社内でSNSを回していきたい」「ノウハウを蓄積したい」という企業様向けに、運用内製化をゴールとしたコンサルティング支援をご提供しています。弊社コンサルタントが並走し、戦略設計から投稿の型化・分析の観点まで、チームに伴走するかたちでの支援が可能です。

3. Instagramキャンペーン企画運用プラン

キャンペーンに必要な企画から実施までの業務を一気通貫で支援するプラン。35万人超えのクリエイタープラットフォームの活用とアンバサダー施策の実施によりキャンペーンをブーストします。

  • SNSマーケティングに課題をお持ちの方
  • SNS運用をはじめたいが、社内にノウハウ・リソースがない方
  • すでに運用しているが、戦略が定まっておらず効果を感じられない方
  • 分析をもとに改善をしたいが、どうしたらいいかわからない方
  • 効果的なSNSマーケティングをおこないたい方

こうした課題を感じているご担当者様は、ぜひ一度お気軽にご相談ください。貴社の目的や状況に合わせて、最適なSNSマーケティング戦略をご提案させていただきます。

セミナーのまとめ

ここまで、SNSで効果を最大化するためのマーケティング戦略と成功事例をご紹介してきました。

効果的なSNSマーケティング戦略の第一歩は、STEP① ターゲット、クラスタの整理です。誰に情報を届けたいのか、そのターゲット層はどのような属性を持ち、どのような興味関心を持っているのかを詳細に分析する必要があります。

次に、STEP②独自性、カテゴリーエントリーポイントの検討。数多くの企業やブランドがSNSを活用している現代において、埋もれてしまわないためには、自社ならではの強みや独自性を明確にし、それを効果的に発信する必要があります。競合他社との差別化を図り、顧客が自社を選ぶ理由を明確に伝えることが重要です。また、顧客が特定のニーズや課題を抱えている際に、自社がその解決策を提供できる最初の選択肢(カテゴリーエントリーポイント)となるように、情報発信を工夫する必要があります。

そして、STEP③接触頻度を高めることは、顧客との関係性を構築し、維持するために非常に重要です。一度情報発信しただけで終わるのではなく、定期的に、かつ質の高いコンテンツを提供し続けることで、顧客の関心を引きつけ、エンゲージメントを高めることができます。ただし、単に頻度を増やせば良いというわけではなく、ターゲット層が最もアクティブな時間帯や、興味を持つであろう情報の内容を考慮する必要があります。

これらの基本ステップと、それに基づいた戦略設計は、SNS運用において成果を出すための土台となります。本セミナーでは、これらの考え方を取り入れ、実際に弊社の支援実績のある企業アカウントがどのように成果を上げてきたのか、具体的な成功事例を交えながら、コンテンツ企画・改善に役立つ実践的なノウハウをご紹介しました。これらの事例が、皆様の今後のSNS運用の一助となれば幸いです。

本セミナーで使用した資料は、以下のフォームよりダウンロードいただけますので、ぜひご活用ください。

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