CREAVEは、全社員フルリモート勤務を行っています。
そのため、全国各地、そして海外からも働いているメンバーがいます。

海外から働くってどんな感じなんだろう?
ドイツ在住のセールスマーケティング部のマネージャーに話を聞きました。


■話を聞いた人


■事業拡大に向けて商談を作るのがミッション

澤田さんのCREAVEでの仕事は、どのような仕事をされていますか?

セールスマーケチームのマネージャーをしています。

セールスマーケチームは、「事業拡大に向けて、商談をつくること」が役割であり、マーケティング・インサイドセールス・広報を担っています。

具体的にいうと、マーケではリード獲得を目的に、セミナー開催や、自社・外部サイトへの資料掲載、広告出稿、プレスリリースなど。インサイドセールスでは、商談獲得を目的に、問い合わせ対応、メルマガ配信、新規/休眠顧客へのアプローチをおこなっています。

私のメイン業務は、上記のようなマーケティング業務と、セールスマーケチームの管轄をしています。また、マーケをおこなう中で、他チームとの連携も多く、営業チームと新規プランやキャンペーンを企画・提案したり、SNS運用チームのMTGに入って提案したりと幅広く動いています。

どうしてドイツから勤務していますか?

交際していたパートナーの海外赴任が決まり、そのタイミングで入籍+ドイツに移住することにしました。入籍や移住はマストではなかったのですが、元々海外に住みたいという気持ちはあったので、いい機会かなと思い、飛び込んでみることにしました。

ドイツへの勤務が決まってどのような準備をしましたか?

まずは、移住して働き続けることができそうか?時差がどのくらいあって、実際の業務にあたって、組織にとって、自分にとって、懸念は何かを考えました。懸念は、時差とクライアントワーク移住による手続きくらいでしたね。

心が決まったところで、代表の真奈さんに相談しました。突然の話だったので驚いてはいましたが、私の業務内容や働き方を考慮した上で、時差も乗り越えられるのではとOKをもらい、マネージャー陣や社内メンバーにも共有しました。

あとは、移住による手続きを労務主導で進めてもらい、各所変更手続きや書類集めに走り回りました!

■海外に在住する=会社を辞める、ではない

フルリモートで働くことの利点と課題は何ですか?

利点として、一番大きかったのは、選択肢が広がること。働く場所を選ばないため、“海外に在住する=会社を辞める”という選択にならずに済む+心理的安全性を感じます。

課題としては、どうしても、時差によるコミュニケーションのラグが発生してしまうこと。チームメンバーの自立的な業務遂行と、マネージャーとの連携・サポートや、メンバーとの連携があってこそ成り立っていると思っています。

新しいメンバーの受け入れなど、自立するまでに関してはどのような工夫をしていますか?

インサイドセールスのメンバーが、私が移住後の12月に入社しました。業務に慣れるまでは研修のような感じで、予めその日のタスクや各業務のやり方をスプレッドシートにまとめておき、取り組んでもらい、終わったものからチェックをいれていってもらうという風に取り組みました。主にはサービス内容への理解を深めるセミナー視聴や、競合調査、過去事例資料の読み込みなどです。午後イチで毎日私とのMTGをいれ、タスクの進捗状況や取り組んだ中での質問やわからなかった点を解消していきました。午前中に困ったことがある場合は、同じセクションのマネージャーにフォローしてもらうようお願いしていました。

他社留学でも1名受け入れたことがありますが、CREAVEにはフルリモートで働くルールや体制が整っているので、そのルールや体制に慣れていけば大きな問題は起こりません。
社内コミュニケーションは基本的に、Slackとzoomになりますが、例えばこんなルールや体制を作っています。

<稼働管理>
稼働開始、休憩、離席、退勤時には #デイリー というチャンネルで、その報告とタスクを共有しています。

<オンラインマニュアル>
esaというツールを使用して、全ての業務のマニュアルをオンライン上に溜めて共有しています。またこのマニュアルは全社員で気づいたら更新していっています。

<社内交流>
毎週月曜日に1時間ほどオンラインで他愛もない話をする雑談会があります。リモートだからこそ、チーム以外や業務以外の繋がりをつくるための取り組みです。

ドイツと日本の時差をどのように克服していますか?

ドイツとの時差は8時間、サマータイムだと7時間になります。ドイツ時間の朝5時に始業することで、日本の稼働時間の午後とかぶるように勤務。そうすることで、必要な社内外のMTGは問題なく出席できます。

移住当初意識したのは、MTGだけでなく、メンバーからの確認&承認依頼も時差を加味したスケジュールにすることです。

例えばドイツ時間4日午前に自分が作業を進めたい業務については、メンバーへの確認を日本時間4日の午前中に締め切りを設定。

逆にメンバーが日本時間5日の午前中に作業したい場合は、日本4日中(ドイツ午後)に私がフィードバックを入れられるように設定。

こんな感じで、元々国内にいてもフルリモートだったこともあり、あまり困ることはありませんでした。至急確認が必要なことや有事の際は、同じセクションのマネージャーがフォローもしてくれますし、ありがたいことに困ったことはありません。

あとは細かいTipsですが、SlackやGmailなど各コミュニケーションツールの予約機構を活用したりと、オンタイムでなくても日本の稼働時間(8時〜19時頃)に連絡を返すようにしています。

スケジュール設定がたくさんされているSlack
まだ暗いドイツの朝5時から始業。日本時間は13時。

■海外に限らず、リモートだからこそ密な連携が大事

フルリモートでのコミュニケーションはどのように行っていますか?

元々フルリモートなので、テキスト(Slackメイン)とオンラインMTG(zoom)を使ってコミュニケーションをとっています。

チームメンバーとは、週3回の定期MTGをセットし、稼働状況やタスクの進捗、テキストではわかりにくい質問や相談を解消しています。

あとは海外に住んでいるからという理由ではないですが、リモートだからこそ他セクション&チームとの連携MTGも密におこない、お互いの動きや取り組みを把握し組織としてスムーズに連携がとれるよう心がけています。

下記のような定期MTGがあります。

  • 営業運用セクション:毎週開催
  • 営業&セールスマーケチーム:隔週開催
  • SNS運用チーム:毎週開催
  • 会社全体:毎月開催

■組織にとっての柔軟性。世界中から採用。

働く時間のフレキシビリティが、どのように澤田さんの仕事や人生に影響を与えていますか?

働く時間・場所のフレキシビリティは、私の人生やキャリアの選択肢を広げ、心理的安全性にも繋がっていると考えています。また、違う国に住んでいても、時差があっても仕事ができるという経験は、自信にも繋がり、今後さらに柔軟な挑戦(時間や場所が制約にならない)ができそうです。

私がドイツに住んで、8時間の時差を超えて業務ができたことで、海外に家族がいるメンバーが一時的に海外勤務をできたりと組織にとっても柔軟性をもたせることができたかなと思います。

他にも、ベトナムに住んでいるマネージャー。カナダ、アメリカ、シンガポール、フィリピンから活躍するメンバーもいます。働く場所や時間に縛られずに世界からCREAVEに必要な人材の採用ができることも組織の強みになっています。

これは余談ですが、メンバーが住む国のリアルなトレンドやマーケティングが見れるのもおもしろいです。広告やクリエイティブ、各SNS媒体に導入される機能は国によって違ってくるので、その情報が自然と入ってくる環境は、SNSマーケティングや広告、クリエイティブに携わる私たちにとってとても役立っています。

ドイツ語の先生とのレッスンの様子

澤田さんの1日のスケジュール


以上。CREAVEのセールスマーケティング部マネージャーの澤田さんに、「ドイツからの働き方」についてお伺いしました。

CREAVEでは全てのポジションでフルリモート勤務を行っています。
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