CREAVEでは、「Snapmart(スナップマート)」というクリエイタープラットフォームを運営しています。
その「Snapmart」を安心・安全に使ってもらいながら、クリエイターの可能性を広げる「Snapmart」の運用サポートの仕事について、担当社員にインタビューをしました。


CREAVEが運営する「Snapmart」とは?

Snapmart(スナップマート)」は、誰でも簡単にスマホから写真を出品でき、購入できるプラットフォームです。

2016年にサービスをローンチして、現在写真を販売するクリエイター数は約35万人、写真を購入する購入者様は15,000社を超えています。従来のストックフォトサービスと違い、出品をスマホだけに限定し審査なしで気軽に販売できることから、ナチュラルでSNSに馴染む写真が見つかるのが特徴です。

ストックフォトサービスとして始めましたが、現在は「Snapmart」に集う約35万人のクリエイターと企業を繋げるクリエイターマーケティング事業も育ってきており、CREAVEにとって大事な自社サービスです。

「Snapmart」の運用サポートの仕事はどのような仕事ですか?

仕事内容は大きく分けると下記の3つです。

・お問い合わせ対応
・法務対応
・フォトコンテストの企画・運用

お問い合わせは、どんな方からどのようなお問い合わせがきますか?

出品者の方からが8割、購入者の方からが2割です。
出品者の方からは、Snapmartアプリの操作方法や、売上金の出金方法、販売する写真のルール、不具合についてのお問い合わせがほとんどです。
購入者の方からは、購入写真のダウンロードの操作方法や、定額制プランの支払いに関する相談などがきます。

どのように対応していきますか?

基本的には、お問い合わせ対応のマニュアルの中から適切な回答を探し、回答していきます。
また、お問い合わせする前に出品者、購入者の方がご自身で解決することができる手助けをするために、ヘルプページの更新なども行っています。(出品者向けヘルプ購入者向けヘルプ

またアプリやWEBの不具合に関しては、再現性を確認してから開発チームと連携していきます。
特にアプリに関しては、個人の方のスマホのバージョンや容量、ネット環境などによって起こる不具合があります。そのため、全員に起こっている再現性のある不具合なのか、それとも個人特有の事象なのかを確認し、それぞれの対応方法をとっていきます。

法務対応とはどういうものですか?

出品者の方からは、このような写真は規約的に販売は可能なのか?というお問い合わせ、購入者の方からはSnapmartで購入した写真の使い方などのお問い合わせがきます。

お問い合わせの中でも、利用規約や権利に関するもので、法務との連携が必要な対応を法務対応と呼んでいます。

法務対応はどのように対応されるのでしょうか?

まず、利用規約や権利を再確認し、事実を確かめます。
規約の中の何条の違反になる可能性があるのかを確認した上で、該当者に連絡をします。

非常にセンシティブな対応が必要そうですね。

はい、法務対応はとても慎重に行っています。CREAVEになってから(スナップマート株式会社は事業統合により2024年2月に株式会社CREAVEに)、法務対応の方針もミッション「温度あるつながりを感じられる世界へ」に合わせて明確化しました。

現在の方針は、クリエイターエコノミーの普及と発展を目指し、関係者が安心して使える状態にするために、権利侵害の恐れがある素材の関係者(権利者/クリエイター/購入者)を守り、各所がトラブルから巻き込まれないようなスピーディーで該当者に寄り添った対応をしていくという方針になっています。

寄り添う対応ができたと思えるエピソードはありますか?

はい、あります。
利用規約違反の恐れがあるお問い合わせをいただいた際に、最後「御社のようなサービスは今回初めて知り、最初はあまり理解ができていませんでしたが、常にこちら側の気持ちにも配慮をした上で、真摯に対応をしてくださっていたので、とても信用ができるサービスだと思いました。」とお褒めのお言葉をいただけたことがあります。

もちろん、利用規約違反などはおこらないように啓蒙していくこともプラットフォームとして大事です。しかし、おこってしまった時にも、可能な範囲で私たちのできることを最大限行っていきたいと考えているので、その気持ちが伝わったと思える出来事でした。

フォトコンテストの企画・運用の仕事はどのような仕事ですか?

Snapmartのアプリで開催するフォトコンテストのテーマ決めや受賞作品の選定にまつわる仕事です。

Snapmartのアプリでは、写真を販売するだけではなく様々な楽しみ方を提供しています。企業様の商品の魅力を発信するアンバサダーや、スキルアップのための講座、そして、テーマに沿った写真を出品してもらい受賞作品を選定する「フォトコンテスト」も楽しみ方の1つとして提供しています。

▼実際のコンテスト画面

フォトコンテストのテーマを決めるのはどのように決めていますか?

フォトコンテストのテーマは、下記のような観点から決めていきます。
・どのようなテーマならクリエイターの皆様が楽しんでいただけるか?
・どのような素材がマーケットプレイスに足りないか?
・どんなスキルが身につくとクリエイターの皆様のステップアップに繋がるか?

先ほどまでの、お問い合わせ対応や法務対応とは全く違う仕事のように感じますが、決めるのは難しくないのですか?

頭の使い方が違うので、最初はとても難しかったです。
しかし、今は、SNS運用チームから写真を使う側のクライアントのニーズを教えてもらったり、コミュニケーションチームからはクリエイターからの声などをSNSで拾ってもらっています。そのような現場の声を反映しながら決める連携ができているので、考えやすくなりました。

いい企画ができたな〜と思えるエピソードはありますか?

「【縦型動画】基本の3ステップで撮影してみよう」という企画は印象に残っています。
その頃、動画コンテストを開催すると「動画素材」を出品するクリエイターの方々がほとんどでした。もちろん、動画素材の出品でも良いのですが、クリエイターの皆様が企業様の商品の魅力を撮影する「アンバサダー」や「指名撮影のお仕事」などにステップアップしていきたいと思われた時には、「動画素材」だけだと魅力を伝えるには不十分だと感じました。

そこで、基本の3ステップとして下記のステップを案内して、このステップに沿って撮影した動画を表彰する企画をしました。

ステップ1:紹介する商品を撮影(何を紹介するか伝える)
ステップ2:商品の使用シーンを撮影(どんな商品か伝える)
ステップ3:おすすめポイントを撮影(感想を伝える)

その結果、これまで動画素材のみの撮影だったクリエイターの方々が、ステップに沿って撮影をしてくれたり、文字入れやアフレコなどの編集をし、商品の魅力が伝わる動画を出品してくれるようになりました。

Snapmartのクリエイターの皆様が楽しみながら、ステップアップできるようなテーマを設定できたと感じて、とても嬉しかったのを覚えています。

最後にSnapmartの運用サポート担当はどんな人が向いていると思いますか?

・1人で黙々と原因追求ができる人
・気配りのあるコミュニケーションができる人

が向いています。

お問い合わせ対応や、法務対応の初期対応は、1人で黙々と規約を見直したり、過去事例を探ったり、不具合の再現性を調べたりする対応が必要です。
ただそこからは、チームメンバーや、法務担当者、開発メンバーなどに状況を適切に伝え、方針に沿って慎重に進めていきます。またセンシティブな対応の窓口になることも多いので、冷静な心を持ちながらも相手の気持ちを想像して寄り添った対応が必要なので、気配りのあるコミュニケーションができる人が向いていると思います。

■運用担当者の1日のスケジュール


以上、「Snapmart運用サポートの仕事」についてお伺いしました。

現在、CREAVEでは、Snapmart運用サポートのポジションを募集しています。下記よりエントリーをお待ちしています。

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