株式会社CREAVEは2025年よりショートドラマ市場へ本格参入し、2025年2月に自社ショートドラマIP「本気出すのは明日から。” マジ明日 “』(以下、マジ明日)をリリース。
バーチャルショートドラマ形式を採用し、開始10ヶ月で総再生回数10億回、フォロワー数40万人を突破したことを受け、代表取締役の中村真奈(以下、中村)と、監督・脚本を務める川島一輝(以下、川島)の2名に、マジ明日の多くのファンを獲得してきた裏側や、企業とのタイアップ、今後の展望などを深堀ります。

株式会社CREAVE 代表取締役・株式会社ガイアックス執行役 中村 真奈
慶應義塾大学総合政策学部卒業。2020年より、株式会社ガイアックスにてオンライン配信サービスの立ち上げに参画し、主に大企業向けの営業からPM/CS業務を幅広く担当。2021年5月より、GENIC LAB事業部 事業責任者を務める。2023年2月スナップマート株式会社代表取締役を経て、2024年2月より株式会社CREAVE代表取締役を務め、35万人のクリエイターネットワークを強みとした、企業のマーケティング支援・クリエイティブ支援事業を運営する。2025年3月より株式会社ガイアックス執行役に就任。

株式会社CREAVE マジ明日監督・脚本 川島一輝
同志社大学政策学部卒業。2022年より、株式会社壱松エンターテイメントにて、クリエーターとしての活動開始。
2024年より、ヤマハ発動機株式会社に入社し、同年11月に退社、個人事業主として同活動を再開。
株式会社CREAVEへ入社後、マジ明日をはじめとするバーチャルショートドラマの監督・脚本を務める。
マジ明日とは?
株式会社CREAVEが手掛ける、 高校生のリアルな青春を描いた、SNSショートドラマアカウントです。開始3ヶ月で再生回数1億回突破・フォロワー獲得10万人と好調にスタートを切り、Z世代をはじめとした幅広い年齢層から支持を得ています。
「消費されない」動画を目指したVSDの誕生と急成長の裏側
ーマジ明日を立ち上げたきっかけと、当初の狙いは何ですか?
中村:1年半ほど前、ショートドラマ採用強化をしていた時に、川島と面談したのがきっかけです。そこでショートドラマ制作にかける思いや目指す姿を聞いて、意気投合し、その日のうちに立ち上げを決めました。
川島:そうですね。スピード感には驚きましたが、これまで自分がショートドラマ制作・配信を続けてきた中で何を大事にしてきたのかをメインにお伝えしました。
その中でも「見る人の生き甲斐になる」コンテンツを作りたいという話をしたことを覚えています。
中村:CREAVEがショートドラマ市場へ参入し試行錯誤していましたが、さまざまなショートドラマアカウントを分析している中で、「バズるけどコンテンツ消費されていっている感」を強く感じていました。
バズるのも大事なのですが、その次の日に覚えているっけ?また見たいと思うコンテンツってまだまだ少ないなあと思っていたところだったので、消費されないコンテンツを作っていきたいという狙いで、マジ明日を立ち上げました。
ーマジ明日は開始3ヶ月で総再生回数10億回・10万フォロワー突破をし、初速から好調でしたが、明確な戦略はあったのでしょうか。
川島:再現性はかなり意識していました。そもそもマジ明日は「バーチャルショートドラマ」手法を採用して制作しており、リアルさを追求して、本当にキャラクター・シーンが実在するように思ってもらい、そのキャラクター・作品を愛して、ストーリーを追いたくなるようなショートドラマを目指しています。
1つ1つの動画では、世界観を大事にしながら、最初の5秒でどれだけフックを作り、どれだけその後もみたいと思ってもらえるかを一番重要視してました。例えば、わっ!と驚かせてきた女の子が急にどこかに行ってしまって、「え?なんで?何はじまるの?」と思わせたり…。これを日々高速でPDCAを回して改善しています。
中村:あとは、ビジネス観点では、スピード感持ってリリースは決めましたけど、実は初速などの数値などはかなりシビアに見ていました。
立ち上げ時にKPIを厳密に設計し、1ヶ月以内にxx回再生行かなければ、「そもそものコンセプトが刺さっていないと判断し、方向性を変える」などの撤退ラインも決めていました。ただ感覚で実行するのではなく、数値に基づいた判断軸ももって運用してきました。

「台本はメモ程度」アドリブと視聴者の反応が生むリアリティ
ーバーチャルショートドラマ形式で日々PDCAをどれだけ高速で回せるのか?が重要だと思うのですが、制作方法や工夫について教えてください。
川島:この1年で作り方が大きく変わりました。当初はセリフまで書いた台本を用意していましたが、現在は最初の5秒の引きをイメージし、流れをメモする程度です。演者のレベルが上がったので、細かいセリフは決めず、状況だけ伝えてアドリブで演じてもらうことが増えました。
演者視点になると、台本を頑張って覚えるよりも、フックと要点を伝えて、あとはアドリブ。とした方がバーチャルショートドラマらしいリアリティが出るなと感じています。
中村:私も撮影現場に行く機会がありますが、演者のレベルはもちろん、川島の演技指導・ディレクションのレベルが非常に高く、毎度感動しています。ちょっとニュアンスを変えようか?とか、もう少し間が欲しい!とか、演者の魅力を引き出しながら、ショートドラマのレベルをぐんっと上げてくれる存在です。
そのディレクションのおかげで、演者含めたチーム全体で、理想状態のイメージがすり合わせられ、みんながレベルアップできるのだと思っています。
ーなるほど。演者、監督、チーム全体が同じ方向をむけているってすごいですね。とはいえ、アドリブって皆さんすぐにできるものなのでしょうか?
川島:オーディション段階で演者経験などは見ていませんでしたが、徐々に演者が慣れていってくれた感覚はあります。オーディションでも台本は渡さずに、ぶっつけ本番で演技をしてもらったり、たわいのない会話をしたり、この人ってどんな人なんだろう?どんなキャラなんだろう?というところを見ながら、オーディションや役決めをしていました。一番重要なのは、その人本人の本質がマジ明日の世界観にあうのか、思いやり・想像力などがあるかですね。
中村:また、ストーリー展開もコメントや数値を見ながら柔軟に変えてきました。演者にキャラを演じてもらうというよりは、リアルさを追求し演者の魅力は生かしながら、視聴者のリアクションによってストーリーを変えていってます。
視聴者が強く「応援したい!」「次が気になる!」内容のストーリーにするためにPDCAを回し、演者の魅力も生かしながら、時には違う演者を入れてみたり…。毎日試行錯誤しています。
これはバーチャルショートドラマだからできることで、通常のテレビドラマとは大きく違う点だと思いますし、最大の武器だと思います。

地上波ドラマ超えの熱狂。コアファンを掴む「長編」と「世界観」作り
ーマジ明日はショートドラマだけではなく、長編動画の配信や、オリジナルグッズの販売などもしていると思いますが、その狙いは?
川島:「ファンが喜んでくれることをする」その一心で様々なチャレンジをしています。その結果、長編動画ではより「コアファン」が視聴しています。ショートで気になった人に、より深く世界観や人間関係のドラマを楽しんでもらうためにコンテンツを作っています。
安定的に、Youtubeチャンネル登録者数の2倍の再生回数が獲得できており、コメント欄の考察や熱量が非常に高いです。中には、僕の頭の中全部覗かれている?と思うようなコメントをしてくれる視聴者もいます。笑
中村:Youtubeの長編はチャンネル登録者がちゃんと視聴してくれてないと、チャンネル登録者外の視聴は得られないアルゴリズムのため、この数値はファンの方が視聴・好印象に思ってくれている証拠なので、とてもポジティブに受け止めています。
「地上波のドラマよりもいいものを見せてもらった」というコメントもいただくことがあり、非常に喜ばしいですし、1つの作品として深くのめり込んでくれたからこそ生まれたコメントだなと思っています。
ーファンが喜んでくれることをしていたら、結果がついてきたということですね。新しいことへの挑戦が多いと思いますが、それに対してマジ明日演者・制作チームはどのような雰囲気なのですか?
川島:先日マジ明日1周年を迎えたのですが、演者のみんながサプライズで動画と色紙をくれて、本当に感動しました。お互いの信頼関係ができているからこそ、阿吽の呼吸でコンテンツ作りができているなと感じます。
中村:そうですね。チーム全員が「マジ明日をよくしたい」という方向を向いているように思います。川島・演者・関係する全員が目の前の動画を1本1本丁寧に作り、今見ている人が楽しんでくれてることを目指していて、川島はその中心でチームをまとめてくれている存在です。
川島:ありがとうございます。最近では、マジ明日とタイアップをしたいという企業様も増えてきていて、演者・チームみんながいつも喜んでくれます。
さらに視聴者からも「この企業の案件なんて!すごい!」というようなコメントもついており、本当に演者・チーム・視聴者、マジ明日に関係する全ての人のおかげで作り上げていっているなという気持ちです。

「同じ100万回再生でも価値が違う」PR効果最大化のコツと守るべきものは?
ー企業からのタイアップも増えてきているのですね。タイアップする際に気をつける点などはありますか?
中村:企業様の商品・サービスの認知向上・愛着醸成などを目的としたタイアップが多いのですが、「世界観」を壊さないことです。
ファンは、キャラクターやこれまでのストーリーをこよなく愛してくれているからこそ、安定的な再生回数・エンゲージメントが獲得できているため、効果を最大化するためにも世界観を壊さないことが重要です。
結果、過去エンジェルハート様のタイアップでは、570万回の再生回数・5.1%のエンゲージメント率という良い結果になりました。
川島:そうですね。例えば特定のキャラクターが絶対に言わないであろうことを言ったりなどしてしまうと、PR効果どころかマイナスになってしまう可能性があります。
マジ明日視聴者は、熱量が高いファンが多いので、撮影時後ろの方にいるメンバーの動きや小物まで、深く視聴をして、コメントをしてくれることもあります。そのため、ショートドラマを構成する要素全てに注意を払うことが必要です。
中村:ただ、企業のマーケティング視点では、その深い視聴が大きな価値になると考えています。
同じ1000万回再生でも、初めて見るバズった動画よりも、常日頃見ているショートドラマの中で出てくる商品の方が「どれだけ集中して見られるのか?」に違いが出ます。
「広告はスキップする」「動画は倍速で消費される」可処分時間の奪い合いが激化している現代だからこそ、同じ再生回数でも、深く認知され、商品への興味関心の持ち方が全く異なるのがマジ明日の強みです。
ー世界観を壊さないことが重要なんですね。ただ、企業のマーケティング担当者目線になるともっと商品訴求を強くしたいなどの依頼もあるのでは?
中村:はいあります。そのような場合はタイアップ投稿とは別に、マジ明日キャストを起用したプロモーション動画制作・納品という形を選択いただくことが多いです。
プロモーション動画制作・企業様の公式SNS投稿いただいた事例もあるのですが、過去最大の再生回数を突破し、フォロワー数増加もしました。マジ明日が継続的にユーザーに接触しているからこそ、タイアップではなくても伸びやすい状態です。
PRのその先へ。マジ明日の今後の展望と企業マーケティングへの活用
ーマジ明日では様々な挑戦を続けていると思いますが、今後やりたいこと・展望などはありますか?
川島:いつかいろんなチャンネルを集めたテーマパークみたいな空間を作りたいですね。映画化、地上波のドラマ化など、こんなことができたら良いな〜。というものは沢山あります。
ただ、それを目標にはしていません。
日々、見てくれているファンの方が喜んでくれるコンテンツ作り・企画をしていくことが最も重要で、それを続けていた結果、そんな未来があったら良いなと考えています。
中村:そうですね。この価値観が私個人としても、会社としても大事にしていきたいことだからこそ、川島くんを筆頭にショートドラマを作ろうって即決できたんだなと改めて思いました。
ーやはり重要なのは「ファンが喜んでくれるかどうか」ですね。今後のマジ明日の展開がさらに楽しみになりました。企業様との関わりの中で挑戦していきたいことなどはありますか?
中村:現在、CREAVEではマジ明日・タイアップ・プロモーション動画制作以外にも、プロモーション用のショートドラマ制作や、マジ明日のようなVSDアカウントの制作運用などもしています。
直近だと、テレビ東京様と共同でIP創出プロジェクトも開始しました。
このような挑戦に集中しながらも、新たな仕掛けはどんどん作っていきたいと思っています。https://creave.co.jp/news/20251222_shortdrama/
川島:ですよね。例えば、動画コンテンツだけではなく、マジ明日とのコラボ商品開発や、オフラインイベントなどへも挑戦してみたいですよね。
企業さんのイベントでマジ明日メンバーと会えるなど、コアファンが多いからこそ挑戦できることは無限だと思います。
中村:はい。ここは企業様の課題に沿って柔軟に相談・ご提案できますね。
マジ明日の目指している姿・強みなどに共感いただける企業様がいらっしゃったらまずは問い合わせいただいて、一緒に最適解を見つけていきたいなと考えています。
現在実施中のキャンペーンについて
現在、マジ明日10億回再生回数突破を記念して、3社様限定。100万回再生回数保証キャンペーンを実施しております。
再生回数を保証した上で、商品・サービス認知拡大のための『本気出すのは明日から”マジ明日”』タイアップ投稿を実施するキャンペーンです。
ぜひ興味のある企業様・マーケティングご担当者様のお申し込みをお待ちしております。

