Z世代や30代女性を中心に高い支持を集める、株式会社コーセーが展開するメイクアップブランド『ヴィセ』。
SNSでの顧客コミュニケーションを重視する同ブランドは、かつて抱えていた運用体制の課題を解決するため、SNS運用を弊社(CREAVE)へ一本化。
データに基づくクリエイティブ改善を重ねた結果、SNSの声が「新たな商品の開発や、終売した商品の再販」に繋がるなど事業全体に波及する成果を生んでいます。
今回は株式会社コーセーで『ヴィセ』の宣伝企画を担当している阿部様と、伴走する弊社AM(アカウントマネージャー)小又に、「ワンチーム」で取り組むパートナーシップの秘訣を伺いました。

株式会社コーセー
コンシューマーブランド事業部 事業推進室 宣伝企画課
阿部 芽衣
株式会社CREAVE
SNS運用グループ アカウントマネージャー
小又 紗耶加
SNS運用体制の「一本化」で、ノウハウの蓄積とクリエイティブの質向上を実現
まずは、『ヴィセ』のブランドコンセプトと、マーケティング戦略におけるSNSの位置づけを教えてください。
株式会社コーセー 阿部様(以下、阿部):『ヴィセ』は「あなただけの色気に出会う」というブランドコンセプトのもと、一人ひとりが持つ誰にも真似できないセンシュアルな魅力を引き出すことをミッションとしています。
Z世代や30代の女性を中心にご愛顧いただいており、SNSはお客さまにブランドの世界観を感じていただき、商品を手に取っていただくきっかけを作る重要な「コミュニケーションの場」と位置づけています。
CREAVEにご依頼いただく前は、SNS運用においてどのような課題があったのでしょうか?
阿部: 私が担当を引き継いだ当初、コストパフォーマンスを重視して媒体ごとに別の運用会社様に依頼していました。
各企業様の長所を活かせる良さはあったものの、打ち合わせや作業の工程が支援会社の数だけ増え、企画に専念できない状況が続いていました。また、SNS運用で最も重要な「仮説検証のノウハウ(PDCA)」が会社ごとに分散してしまうことも大きな課題でした。
そこで、CREAVEに運用を一本化いただいたのですね。決め手は何でしたか?
阿部:コーセー内の別のブランドがCREAVEさんに依頼しており、担当者から「クリエイティブの質が高く、進行も丁寧で細やか」と紹介されました。
実際にお話をした際も、「こういう目線で一緒に取り組んでいきましょう」というイメージが明確で、ここなら安心し、信頼してお任せできると感じたことが決め手でした。
目先の数値ではなく「リーチ」を追う。データから導き出した勝ちパターン

コーセーは、SNS運用のKPIとして「リーチ」を最重要視されています。その理由を教えてください。
阿部: リーチが「どれだけ多くの方にブランドの魅力が伝わったか」を測る一番の指標になるからです。さらに質の良い投稿をしてお客さまのエンゲージメントを獲得できれば、SNSのアルゴリズムによって表示されやすくなり、結果として自然とリーチが増えていくと考えています。
リーチを最大化するために、どのような運用を行っているのでしょうか?
株式会社CREAVE 小又(以下、小又):トレンドの移り変わりが早いSNSにおいて、常にPDCAを回すことを意識しています。具体的には、ユーザーの皆さまのコメントや反応を細かく分析し、商品カテゴリーごとに「この表現が伸びる」「この見せ方が良い」といった勝ちパターンを見つけ出し、投稿に反映させています。
分析の結果、どのような「勝ちパターン」が見えてきましたか?
小又:こちらで公開できるのはほんの一部になりますが、コスメはパッケージの形状が似ているため使用感を見せたほうが反応が高くなるなど、日々細かい点を試行錯誤をしています。
阿部:小又さんとは常に話し合いながら進めており、分析から仮説を立てて地道な検証を繰り返す細やかな対応に非常に助けられています。
ブランディングを重視したクリエイティブが、SNSを超えて事業を動かす。

支援開始後、写真のクオリティをキービジュアルに寄せて「ブランディング重視」へと舵を切りました。その意図を教えてください。
阿部: SNSで見た印象は、そのままブランドイメージに直結します。『ヴィセ』の宣伝広告として「商品を手に取った時にどう感じてもらいたいか」という情緒的な価値を大切にしているため、パッと見た瞬間に直感でブランドの魅力が伝わるようなクリエイティブへシフトしました。
小又: SNSやWebは、お客さまが商品を一番最初に目にすることが多い場所です。画面で見た時に「欲しい」「発売が待ち遠しい」と思ってもらえるよう、商品がより魅力的に見えるようなクリエイティブを作るよう意識しています。
そうしたSNSでの気づきや反響は、社内でどのように活かされていますか?
阿部: SNSでの知見は、他部署の広告クリエイティブやHowTo動画の制作などにも活かされています。
最も大きな成果は、お客さまのSNSのコメントが実際の「商品開発」に繋がっていることです。
廃盤になった商品や限定色に対して「再販してくれないですか」「この色がすごく気に入っている」といった熱量の高いコメントを多数いただき、それを商品を企画する担当者に伝えたことで実際の再販が決定した事例もありました。
逆に、商品企画担当からの要望でフォロワーへのアンケートを実施し、人気の色味を商品に活かすといったコミュニケーションも生まれています。
代理店ではなく「ワンチーム」。ブランドへの愛が最適なパートナーシップを作る

約3年間のご支援で、CREAVEにどのような印象をお持ちになりましたか?
阿部: 一番は、ブランドに愛を持って「自分ごと化」し、画面の先にいるお客さまのニーズを大切に寄り添ってくれるところです。また、素敵なクリエイティブ制作力に加えて、「なぜ数値が良かったのか・悪かったのか」を突き詰めて仮説を立ててくれるレポーティング力も、一緒に進めていく上で非常に心強いです。
小又: ありがとうございます。
私たちが支援会社として一番意識しているのは、「商品をしっかり知り、愛すること」です。
ユーザー視点を持つために自分たちでも商品を使い込み、クライアントさまと同じ熱量と目線で商品を語れることが、魅力を最大化させるために不可欠だと考えています。
最後に、今後のSNS運用での展望と、最適なパートナーシップの築き方を模索している他社マーケターの方へのメッセージ
阿部: 今後はより一層、SNSを通じてお客さまからいただいたご意見を「商品企画」に取り入れていきたいと考えています。そして、もっと『ヴィセ』を知っていただき、皆さまに楽しんでいただけるコンテンツを作っていきたいです。
最適なパートナーシップを築くためには、まず担当者自身がブランドへの愛と「こうしていきたい」という強い意思を持つことが大切です。
その上で、相手を単なる『代理店さん』とするのではなく、同じ目標に向かって一緒に歩んでいく『ワンチーム』として取り組む姿勢が何より重要だと思っています。
小又さん、CREAVEの皆さん、今後ともよろしくお願いいたします!
小又:こちらこそよろしくお願いいたします!
阿部様、ありがとうございました。
株式会社CREAVEでは、SNSアカウント運用支援プランでは、媒体ごとの役割とユーザー特性に応じた運用戦略の設計から、コンテンツ制作・投稿・レポーティングまで一貫してご支援が可能です。
ご予算に応じた柔軟なアロケーションにも対応しておりますので、ぜひお気軽にご相談ください。

