「Instagram(インスタグラム)を活用したマーケティングを実施したいけれど、どうすれば効果が出るのかわからない」、というお悩みをお持ちではないでしょうか。運用を外部の専門代行会社に任せることで、効率的に効果の創出が期待できます。

しかし、予算面や社内ノウハウの蓄積といった点でもデメリットがあり、導入にはメリット・デメリットを十分に見極める必要があります。

この記事では、Instagram運用代行のメリット・デメリット、代行会社の選び方や料金相場などを徹底解説します。

    ▼この記事でわかること
  • Instagram運用代行のメリットとデメリット
  • Instagram運用代行会社の選定ポイント

目次

  1. Instagram運用代行のメリット
    • 専門知識を活かした効果的な運用
    • 運用に係る社内リソースの削減
    • トレンドに即した戦略の実行
  2. Instagram運用代行のデメリット
    • ノウハウの社内蓄積が困難
    • 運用費用の発生
    • 成果に対する費用対効果
  3. Instagram運用代行会社の選定ポイント
    • Instagram特化の運用実績とノウハウ
    • 明確な運用プロセスと分析手法
    • サポート範囲と料金プランの透明性
  4. Instagram運用代行の料金相場
    • 総合的な運用支援の月額料金
    • 投稿作業のみの月額料金
    • 制作のみの月額料金
  5. CREAVEのInstagram運用代行サービス
    • 実績に基づく5つの成功メソッド
    • 導入企業様の成功事例
    • 具体的な支援内容
  6. まとめ

Instagram運用代行のメリット

Instagramを効果的に活用すれば、ビジネスゴールから逆算した効率的なマーケティングが可能になり、フォロワー転換率やエンゲージメントの向上など確実な成果を得られるようになります。では、そうした施策を代行会社に外注するメリットは何があるのでしょうか。

専門知識を活かした効果的な運用

Instagram運用には、投稿文面の作成や動画編集など一定のノウハウが必要です。代行会社は長年の運用実績から培われた知見を活かして、お客様のアカウントを効果的に運用することができます。その結果、フォロワー数やエンゲージメント率の向上など、着実な成果が見込めるのです。

運用に係る社内リソースの削減

代行会社に運用を任せることで、社内のリソースを削減できるというメリットがあります。Instagram運用には時間とマンパワーを要するため、自社で行うと大きな負担になりかねません。その点、専門の代行会社に一括して任せれば、社内の人材やコストを効率的に活用できます。

トレンドに即した戦略の実行

Instagram運用のプロである代行会社は、常に最新のトレンドをキャッチし、それを反映した戦略を立案・実行することができます。一方、社内運用では新しい情報への対応が遅れがちです。代行会社に任せることで、迅速かつ効果的な戦略の実行が期待できるのです。

Instagram運用代行のデメリット

運用代行には明らかにメリットもある一方で、大きなデメリットや課題もあります。そこで、主なデメリットについて見ていきましょう。

ノウハウの社内蓄積が困難

Instagramの運用を外注すると、代行会社のノウハウに頼らざるを得なくなります。それにより、自社でのノウハウの蓄積が難しくなるため、長期的に見れば自社の人的資源を育成する機会が失われてしまう恐れがあります。

例えば、自社で運用する場合は投稿を考える過程から学びが得られますし、フォロワーとのやり取りを通じて製品の改善点に気づくことができます。一方、代行業者が運用する場合はそうした学びの機会を逸してしまうため、自社の人材育成が遅れがちになるでしょう。

運用費用の発生

外部に運用を委託する以上、一定の費用が発生するのは避けられません。高機能なサービスを受けたければ受けるほど、費用もかさむことになります。また、運用を代行業者に任せきりにしてしまうと、サービス内容に合わせた適正な予算設定も難しくなります。

内製化すれば費用は最小限に抑えられますが、社内でのリソース確保が課題となり、それならば外部委託する方がコスト的にも合理的かもしれません。

成果に対する費用対効果

運用を外部委託すれば、それなりの費用がかかることは前述の通りです。しかし、かけた費用に見合うだけの成果が出ない場合、費用対効果の面で大きな課題が生じてしまいます。代行業者の能力次第では、費用に見合わない低い成果しか得られない可能性もあるのです。

そのため、代行業者の選定を誤ると、むしろ内製化した方が費用対効果が良かったという事態に陥る恐れがあります。代行業者の実績や運用方針、報酬体系などを事前に慎重に検討し、適切な選択をする必要があります。

Instagram運用代行会社の選定ポイント

実際にInstagramの運用を外注するとなった場合、代行会社の選定はどのような基準で行うのが良いのでしょうか。

Instagram特化の運用実績とノウハウ

Instagramには独自の性質があります。Instagramに特化した運用実績とノウハウを持つ代行会社を選ぶことが何より重要です。

実際、長年のInstagram運用支援で培われた知見は、以下のような形で活きてきます。

  • Instagramユーザーの行動特性に基づいた適切なKPI設計
  • ユーザーの興味関心を惹きつける投稿コンテンツのパターン把握
  • Instagramの機能や流行に精通した、タイムリーな施策提案力
  • 各業種・業態に合わせたInstagram戦略のカスタマイズ能力

明確な運用プロセスと分析手法

Instagramでの成功には、PDCAサイクルに基づく運用プロセスと、適切な分析手法が不可欠です。 代行会社選定時には、これらのアプローチが明確に定められているかを確認することが肝心です。

例えば、質の高い代行会社は以下のようなプロセスを有しています。

  1. Instagram分析に基づいた戦略立案と数値目標設定
  2. ターゲット層やKPIに応じた投稿計画・コンテンツ制作
  3. アカウント・投稿データの的確な分析とレポーティング
  4. 改善施策の提示と、迅速なプランの見直し

このように、戦略・実行・分析・改善のサイクルが確立されていることが大切です。

サポート範囲と料金プランの透明性

Instagram運用を外部に委託する際、代行費用とサポート範囲の事前確認は必須です。 適切なコストパフォーマンスを享受するためにも、代行会社の料金プランと提供内容を精査する必要があります。

具体的には以下の点に留意しましょう。

  • 投稿代行のみの単純プランか、戦略立案から分析まで含むフルサポートプランか
  • 運用支援の範囲(投稿のみか、分析・改善提案まで含むか)
  • 追加オプションの有無と費用
  • 長期的なコミットメントを前提とした料金設定か

業務範囲と料金体系が明確な代行会社を選ぶことで、無駄なコストを避けられます。

Instagram運用代行の料金相場

代行業者ごとに提供サービスの内容や料金体系が異なるため、一概に金額を示すことは難しいのです。全般的な傾向として、Instagram運用代行の料金相場は次の通りです。

総合的な運用支援の月額料金

戦略立案から投稿企画・制作、分析、改善提案までの総合的な支援を含む場合の月額料金は50万円から100万円程度が一般的です。長期契約ほど割安な料金設定となる傾向にあります。

投稿作業のみの月額料金

投稿企画・制作のみを外部に委託する場合の月額料金は10万円から30万円前後が相場と考えられます。投稿ボリュームや制作難易度によっても価格は変動します。

制作のみの月額料金

投稿素材の企画はなく、制作のみを外注する場合は月額10万円から30万円程度になると見込まれています。こちらも同様に制作ボリュームや難易度で金額が変わってきます。

なお、料金相場はあくまで目安です。依頼する内容や規模、実績のある代行業者を選ぶかで大きく変わってくるため、事前に各社の見積りを取り、サービス内容とコストを比較検討することが重要となります。

CREAVEのInstagram運用代行サービス

多くの企業がInstagramを活用したマーケティングに取り組んでいますが、「効果的な運用ができていない」「SNSならではのノウハウが不足している」といった課題を抱えていませんか?

CREAVEのInstagram運用代行サービスでは、戦略設計から投稿制作、効果測定まで一気通貫でご支援。300社以上のSNSマーケティング支援実績を活かし、確実な成果創出をお約束します。

実績に基づく5つの成功メソッド

  1. 戦略的なアカウント設計

    ビジネスゴールや、現状の課題感に沿ったSNS全体戦略の設計やアカウント方針の策定、それに沿ったトーン&マナーを含む世界観設計、投稿企画により、フォロワー増加とエンゲージメント向上を実現します。

  2. アカウント設計にもとづく運用

    戦略立案から制作、分析改善までを弊社内で一気通貫でサポートし、アカウント設計にもとづいた運用と改善をおこないます。

  3. プロフェッショナルなコンテンツ制作

    SNS運用に関連する高いスキルを持つ社内の専属クリエイターが多数在籍。課題に合わせて最適なクリエイターをアサインし、企画・制作を行います。

  4. 共感を呼びファンを増やす

    弊社で抱える35万人*のクリエイターの撮影スキル、生活者目線での発信力を活かすことで、共感を呼びファンを増やすコンテンツを制作します。

  5. データに基づく継続的な改善

    投稿ごとの詳細な効果測定を行い、毎月レポーティングと改善提案を行います。より高い効果を生む施策を継続的に実施します。

  6. 複数施策の組み合わせによる相乗効果

    通常の投稿運用に加え、SNSキャンペーン、インフルエンサーPR、ショートドラマPR、広告運用など、複数の施策を組み合わせて最大限の効果を創出します。

導入企業様の成功事例

  • 生活用品メーカー「アイリスオーヤマ」様

    – 支援内容:戦略設計・企画・制作・レポーティングまでを一気通貫でご支援。既存素材の活用にてコストを削減しつつ、企画・デザイン面で見せ方を工夫。

    – 効果:リーチ数月次平均昨対比142%、フォロワー数昨対比140%と大幅改善。リーチ10倍に改善した投稿も。

  • 化粧品メーカー「メディプラス製薬」様

    – 支援内容:戦略設計・企画・制作・レポーティング、インフルエンサーPR施策・広告出稿設計、リブランディングに伴う投稿デザインの改善、ブランドアセットの作成等

    – 効果:フォロワー数昨対比138%、オーガニックリーチ数 昨対比151%。(2022年5月~2023年4月フォロワー数データ参照)

  • 飲料品メーカー「伊藤園」様

    – 支援内容:公式Instagramのアカウント設計から企画、制作、レポーティング支援、プレゼントキャンペーンでの広告運用、アンバサダー施策。

    – 効果:リーチ率1.2倍・エンゲージメント率1.3倍に向上。オーガニックUGCは約3倍に増加。

 

その他支援実績は、以下関連記事をご覧ください。

具体的な支援内容

CREAVEの運用代行サービスでは、以下の施策を通じて包括的なサポートを提供します。

  • アカウント全体の世界観設計
  • 投稿企画の立案と制作
  • インフルエンサー・アンバサダー施策の実施
  • 効果測定とレポーティング
  • 改善提案と施策の見直し

Instagramの運用は一時的なプロモーションではなく、全体的なフローの作成と継続的な改善が必要な施策です。最終的なゴールに向けて伴奏支援できる代行会社を選ぶことが大切です。

まとめ

Instagram運用の代行会社に業務を委託することは、確実かつスピーディーな効果創出が期待できるメリットがあります。一方で、社内ノウハウの蓄積が困難になったり、一定の費用負担が発生したりするデメリットもあります。メリット・デメリットを十分に見極めたうえで、最適な代行会社を選定することが重要です。

代行会社の選び方としては、Instagram特化のノウハウと実績、明確な運用プロセスと分析手法、サポート範囲と料金プランの透明性などがポイントとなります。Instagram運用に課題を抱えるブランドにとって、代行会社の活用は認知拡大やファン獲得の強力な武器になり得るでしょう。

CREAVEでは、Instagramの運用を企画から効果測定まで一気通貫で支援し、企業のマーケティング・プロモーションを強力に支援します。Instagramの運用を外注することを検討している方はお気軽にお問い合わせください。

この記事を書いた人

株式会社CREAVE セールスマーケチーム
SNSマーケティングに関する有益な情報をお届けするチームです。主に、メルマガ、セミナー、お役立ち資料、コラム記事などを担当しています。