CREAVEのクリエイティブ制作を支える「デザインリーダー」とは?

株式会社CREAVEは、SNS運用やクリエイティブ制作を数多く支援しています。その中で、プロジェクトを円滑に進める役割を担うのが「デザインリーダー」。デザイナー・動画クリエイターのアサインや品質管理、体制構築など、多岐にわたる業務を担っています。

今回は、CREAVEの制作チームを支える4人のデザインリーダーにインタビューし、仕事のリアルを深掘りしました!

デザインリーダーってどんなことするの?

 CREAVEでの役割、体制、業務内容

CREAVEでは、企業様のSNS運用を請け負っており、案件ごとにPM(プロジェクトマネージャー)、デザインリーダー、そして複数の業務委託メンバーでチームを編成し、日々運用を行っています。約50名の業務委託クリエイターが在籍し、一緒にプロジェクトを進めているため、独自のチーム体制を構築しています。

デザインリーダーは、クリエイターとノンクリエイターの間に立ち、プロジェクトをスムーズに進行させるために重要な役割を担っています。

主な業務は以下の通りです。

  • クリエイターの強みを活かしたアサイン
  • PMとの連携による円滑な案件進行
  • クライアントへの最適な提案

具体的な仕事内容としては、

  • クリエイターのアサイン
  • デザインフィードバック
  • 体制構築
  • 数値レポートを踏まえた改善案の共有
  • 見積もりや原価の管理
  • 戦略設計や提案におけるクリエイティブ作成

などを行っています。さらに詳細については、以下の記事をご覧ください。

クリエイターに聞いてみた!デザインリーダーってどんなイメージ?

制作チームのなかで、関わることが多いクリエイターたちに、デザインリーダーのイメージを聞いてみました。

集まった声としては、以下のようなものが多くありました。

  • ディレクター的な立ち回りをする人(改善案の相談に乗ったり、アイデアを出したりしてくれる)
  • マルチスキルを持っている人(デザインだけでなく、進行管理やコミュニケーション力も求められる)
  • デザイナーたちを守ってくれている存在(チームが働きやすい環境づくりをしてくれる)

クリエイターたちの声をまとめると、デザインリーダーは「プロジェクトの進行をスムーズにするために多角的にサポートする存在」であり、「マルチスキルで、クリエイティブ面だけでなく進行やコミュニケーションも担う役割」といった印象を持たれていることがわかりました。

また、「クリエイターを守りながら、アイデアを出して改善案を一緒に考えてくれる」など、クリエイターにとって頼りになる存在として認識されています。

デザインリーダーに“リアル”を聞いてみた!実際どうなの?

CREAVEで実際にデザインリーダーを務める4名にインタビューし、「仕事で大切にしてることは?」「大変なことって?」など、リアルな本音を聞いてみました!気になる質問をぜひチェックしてみてください!

プロフィール紹介

阿部 美月
メーカーの営業企画職で販促デザインの実務経験を経て、2021年10月にCREAVEの前身 GENIC LABに3人目社員として入社し、制作チームを立ち上げる。2024年からは、クリエイターサービス「Snapmart」のイベント企画などを担当するコミュニケーションチームを立ち上げ、CREAVE全体のクリエイター施策・クリエイティブを管轄している。愛知県在住、インテリアと音楽が好き。

薗田 フラール
花屋・美容クリニックのデザイナー・SNSマーケターを経てフリーランスに。その時業務委託として携わっていたCREAVE(当時GENIC LAB)からオファーを受け社員に。CREAVEで制作チームマネージャーをする傍ら、副業でデザイナーとしても活動。夫の仕事の都合で地方の田舎在住。お笑いと飼ってる犬が癒やし。

土屋 渚
アート系の学校を卒業後、自動車メーカーでCADオペレーターとして勤務。キャリアを考え、興味のあったフリーランスWebデザイナーに転身。美月さんの活躍を見てCREAVE(当時GENIC LAB)に業務委託としてジョインし、受動的だった働き方から、裁量を持ち主体的に働ける社員に。現在は食品・生活用品系の案件を担当することが多い。静岡県在住、フルリモート勤務。洋画とスイーツが好き。

ひまわり
大学の恩師に憧れて中学校の教師になったものの、コロナ禍をきっかけにキャリアや働き方について見直したことで退職。お花屋さんでアルバイトをしながらスクールでWebデザインを学び、フリーランスのWebデザイナーに。CREAVEのメンバーの影響を受けて業務委託としてジョイン。複数の業務委託契約を結び、飼っている猫ちゃんに癒されつつフルリモートで働く。

Question1:「デザインリーダーが大切にしているポイント」

デザインリーダーとして、大切にしているポイントは何ですか?
アサイン時、フィードバック時、案件進行時それぞれのタイミングで、デザインリーダーが大事にしてるポイントがありました。3つに分けてご紹介します。

1. アサイン時に大切にしているポイント

適材適所にアサイン
クリエイターの強みを活かせるように、案件に最適なメンバーを選定しています。日々のコミュニケーションで得意なことを見つけたり、アンケートなどを活用してやりたいことに合わせたアサインを行います。

依頼内容を明確に伝える
工数とアウトプットがイメージできるように、必要な情報を簡潔に伝えます。また、なぜそのクリエイターに依頼したのかを説明し、納得感を持ってもらうようにしています。

丁寧なコミュニケーション
クリエイターを尊重し、相手の意見や気持ちを大切にしています。Slackスタンプや絵文字で親しみやすい雰囲気を作り、気軽に相談できる環境を意識しています。

2. フィードバック時に大切にしているポイント

一緒に作る姿勢を意識する
「修正」ではなく「ブラッシュアップ」という意識で、ポジティブなコミュニケーションを心がけています。単なる指摘ではなく、より良い形を一緒に考えることで、想像以上のアウトプットが生まれることがあります!

フィードバックは具体的に
まず、「直感で感じたこと・良い点」を伝えています。そのうえで改善点を理由や具体例と合わせて共有し、イメージのすり合わせを行います。クリエイターのスキルや性格に合わせたアプローチを意識することで、信頼関係を築いています。

モチベーションを引き出す
クリエイターの得意な部分を伸ばし、苦手な部分をサポートすることも重要な役割です。丁寧なコミュニケーションをベースに、時には雑談を交えながらフィードバックを行います。また、主体的に行動してくれたことは積極的に認識し、褒めることでモチベーションや成長意欲を高めています!

3. 案件進行時に大切にしているポイント

上流情報の共有
依頼業務が一部であっても、アカウント目標やクライアントのフィードバックなどの前提情報を共有しています。そうすることでクリエイターが自走できる環境を整えています。

目的達成のための最適解を考える
クライアントの目標やフィードバックを踏まえ、クライアント、会社、クリエイターの全員にとっての最適な提案・対応をします。ゴールから逆算し、必要なアクションを考え、最適な答えを導きます。

タスク管理の効率化
様々な業務を効率的に進めるために、Slackの機能を活用し、タスクの優先順位を意識しながら進行しています。すぐに対応できるものは迅速に処理し、デザインリーダーが「本当にやるべきこと」に集中できるよう調整しています。

Question2:「やりがいを感じる“面白さ”を教えて!」

1.リーダーになって感じた面白さ・良さは何ですか?

「経験」
・フィードバック(言語化)をすることでの新しい気づきやスキルアップに繋がること
・事業全体やプロジェクト全体に携われること
・やったことない分野もチャレンジできること
・戦略設計や初期設計など大きな提案にも携われること

「刺激」
・各専門のプロのスキル(色々な方のデザインや経験)を間近に見ることができること
・成長意欲がある方からの刺激をもらえること

「チーム」
・一人じゃできなかったクリエイティブもチームなら生み出せること

「成功」
・先方が喜んでくれたとき
・段取りや連携がうまくできて修正無しの一発納品出来たとき
・自分の力だけだと回せないと思っていたハードルが高い案件が安定運用になったとき

「違い」
・スキル、業種、性格が様々な人と1つのものを作り上げていくこと
・商材が違えば、同じクリエイターでも案件ごとにアウトプットが変わること
・チームの雰囲気が案件ごとに違うこと

2.リーダーをしていて大変だと感じること、難しいと感じることは?

多かった回答は、「マルチスキル」や「スピード」が求められた上で、大量のクリエイター1人1人に合わせた対応をすること。「デザインリーダーが大切にしているポイント」でお伝えしたことに日々こだわって進めているからこそ、難しさを感じることもありますが、その分得られるやりがいや面白さもある仕事と感じているようです。

3.デザインリーダーとして印象に残っている出来事は何ですか?

デザインリーダーの仕事は、クリエイティブの質を高めるだけでなく、試行錯誤しながらチーム全体の力を引き出すこと。その積み重ねが成果や成長につながることを改めて感じたエピソードばかりでした。

Question3:「実際、デザインリーダーになってどうだった?」


以上、CREAVEのデザインリーダーのリアルについてご紹介しました。

デザインリーダーは、デザインだけでなく、進行管理やコミュニケーション、戦略的な提案など、幅広いスキルを磨きながら活躍できるポジションです。

時には大変なこともありますが、チームで協力しながら、クリエイター・クライアント・CREAVEの3者にとって最適な形を追求するやりがいのある仕事です。 それぞれの立場を尊重し、より良いクリエイティブを生み出すことを大切にしています。
挑戦を楽しみながら、チームとともに成長できる環境です。

CREAVEでは、現在業務委託デザイナー・デザインリーダーを募集しています。業務委託として関わりながら、デザインリーダーへとステップアップしていくメンバーも多数います。
ご興味のある方は、ぜひ下記よりエントリーをお待ちしています!

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