~タイアップの広がりと、IP化に向かう次のフェーズ~

2026年までの主要ショートドラマニュース

最新市場動向調査レポートはこちら:https://gaiax-socialmedialab.jp/document/post-154518/

カテゴリニュース
市場動向日本国内のショートドラマ市場は1,530億円規模、世界市場は2029年に8.7兆円へ拡大すると予測されています(YHリサーチ)※1
ガイアックス/CREAVEの自主調査(20~60代の一般消費者273名によるオンラインアンケート結果)では認知度9割超・視聴経験75.1%、視聴媒体はTikTokが42.4%で最多でした※2
課金型ショートドラマショートドラマアプリ「BUMP」が「国内発ショートドラマアプリ」で累計ダウンロード数No.1(累計400万件)・公式SNS総再生65億回を突破しました(2025年7月〜2026年6月調べ、emole/AppTweak)※3
漫画配信大手のめちゃコミック・Renta!・BookLiveが、自社IPのショートドラマ化に相次いで参入しています※4
ショートドラマ・アニメアプリ「Million」を運営するFLASHが資金調達を発表。累計調達額は13億円となり、アプリのさらなる拡大とAI映像プロダクト開発、IP・出版事業の展開に充てられます※5
ショートドラマIP「ごっこ倶楽部」が累計130億回超再生・フォロワー460万人超に達し、福島中央テレビで地上波放送も始まりました※6
CREAVEの自社IP「本気出すのは明日から。(以下マジ明日)」が開始10ヶ月で累計10億回再生・フォロワー40万人を突破。YouTube長編動画も130万回再生を突破し、グッズ販売・メンバーシップも始まりました※7
テレビ東京とCREAVEが共同でIP創出プロジェクトとして開設した「これじゃ在り来たりすぎる。(以下これすぎ)」が、開設6ヶ月でフォロワー45万人・累計10億回再生を突破しました※8※9※10
studio15とWOWOWが共同製作する「平成みたいだ」が初の長編作品「UNSENT」を配信開始しました※11
クラシコム「北欧、暮らしの道具店」のYouTube発ドラマ『ひとりごとエプロン』(累計1,700万回、視聴の約2割が海外)が、2026年3月に韓国でテレビ放送・配信を開始。同時に国内でもFOD・Prime Video・U-NEXT等で見放題配信が始まりました※12
studio15が運営する「ドラマみたいだ」が2026年5月に累計再生6億回を突破。記念企画として23組・合計フォロワー1,000万人超のインフルエンサーとの大型コラボレーションを開始しました※13
企業タイアップNTTドコモがごっこ倶楽部と組んだ施策で、フォロワーが半年で1.8万人から30万人へ約16倍に増加。Z世代の施策認知率もWeb広告実施時の21%前後から最大49%まで向上しました※14
しまむら×DoFullの施策では商品消化率が目標比1.8倍・前年比200%超を達成しました※15
電気事業連合会の施策では6秒再生のKPI比337%・インプレッション2,750万を記録しました※16
JCB「マジカルクリスマス」のショートドラマは総再生650万回、クリック率が前年比215.4%となりました※17
制作会社・技術芸能プロダクションのホリプロデジタルが映像制作事業に本格参入し、新レーベル「CODE XXXX」を始動しました※18
日本テレビが実写×生成AIを融合したドラマ『TOKYO 巫女忍者』を放送。サイバーエージェント・AOI Pro.との共同制作で、30分の映像制作に6ヶ月を要したといいます※19
日テレHR総合研究所とスムージースタジオが、生成AI映像制作による企業支援で連携を開始しました※20
Minto Studioが生成AI活用のショートドラマ制作を開始。AI映像クリエイターと組み、制作経験者向けの実践講義も開講しています※21
中国では生成AIの活用により1日平均470本のAI作品が公開され、制作費が8〜9割削減されています※22
AIアニメ調ショートドラマ(AI漫劇)市場は2026年に約240億元・ユーザー2.8億人規模まで拡大すると予測されています※23
快手(Kuaishou)は2026年春節に、実写ドラマの本数がAI作品の50分の1しかなかったにもかかわらず、総再生数はAI作品の25倍に達したと公表。8億元規模の分配金制度と2億元の精品育成基金を投入する方針に転換しました※24
中国で《微短劇発展管理弁法》が可決、2026年9月1日に施行。投資規模による三分類の届出審査制やAI生成コンテンツの明示義務化が始まります※25

参照
※1 https://www.yhresearch.co.jp/quote/101
※2 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000809.000003955.html
※3 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000172.000039336.html
※4 https://www.mechacomic.com/news/press/2025/p250722000000.htmlhttps://papy.co.jp/news/sc/index/article/2025/20250501.htmlhttps://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000611.000022823.html
※5 https://sogyotecho.jp/news/20260806flash/
※6 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000129.000090916.htmlhttps://markezine.jp/article/detail/50484
※7 https://creave.co.jp/column/majiasu_interview2602/
※8 https://creave.co.jp/news/20251222_shortdrama/
※9 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000825.000003955.html
※10 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000826.000003955.html
※11 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000156.000043271.html
※12 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000147.000024748.html
※13 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000165.000043271.html
※14 https://dentsu-ho.com/articles/9426
※15 https://www.sendenkaigi.com/marketing/media/sendenkaigi/wzt13jy_cc0/
※16 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000124.000043271.htmlhttps://studio15.co.jp/column/electricity-branding-tiktok
※17 https://getnews.jp/archives/3722973
※18 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000077.000041128.html
※19 https://xtrend.nikkei.com/atcl/contents/18/00607/00069/
※20 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000039.000167191.html
※21 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000304.000029274.html
※22 https://www.technologyreview.jp/s/383135/how-chinese-short-dramas-became-ai-content-machines/
※23 https://www.163.com/dy/article/KQ8BSACL051181RS.html
※24 https://www.tmtpost.com/7999440.html
※25 https://www.news.cn/politics/20260731/f9760507db5c45d0a04196a2821be1aa/c.html

主要ニュースから読み解く傾向


◼️「割り込むコンテンツ」ではなく「楽しまれるコンテンツ」だから成果が出る

企業タイアップも引き続き拡大傾向ですが、実施した効果も実感できるようなフェーズに入っています。NTTドコモの事例ではフォロワーは半年で16倍、Z世代の施策認知率は21%前後から49%まで向上しています。しまむらの事例では商品消化率という事業指標で1.8倍という結果が示され、電気事業連合会の事例では全SNS合計で2,750万回のインプレッションを記録し、6秒再生数は約1,280万回(KPI比337%)と、想定以上の成果を上げられています。

CREAVE自身が運営する「マジ明日」でも、タイアップを実施した商品について、マジ明日の視聴者と非視聴者で、商材認知度及び購買意向でリフト調査を実施しました。

※2026年3月20~60代の一般消費者273名によるオンラインアンケート結果(株式会社CREAVE/株式会社ガイアックス自主調査)
結果、認知は44.2%対25.9%、購買意向は23.3%対10.5%と認知は約1.7倍、購買意向は約2.2倍の開きが出ています。いずれの事例にも共通するのは、「広告を見せる」のではなく「物語を楽しんでもらう」ことが先にあり、成果はその結果として生まれているという順番です。

◼️1つのショートドラマが、複数のメディアに広がっていく

ショートドラマIPの動きを見ると、1本の物語が単体で終わらず複数のメディアへ広がる例が目立ちます。「これすぎ」はテレビ東京との共同運営で地上波局とのIP創出につながり、「ごっこ倶楽部」も福島中央テレビで地上波放送が始まるなど※5、SNS発IPの地上波化を実現させています。

CREAVE自身の「マジ明日」も、YouTube長編動画(130万回再生)、オリジナルグッズ販売・YouTubeメンバーシップなど、ショートドラマの枠を超えた展開を見せています。
海外では、クラシコムのYouTube発ドラマ『ひとりごとエプロン』(累計1,700万回、視聴の約2割が海外)が、2026年3月に韓国でテレビ放送を開始し、グッズ展開やUCCとのタイアップも同時に手掛けています。

企業のショートドラマの活用の今後

ここまでの変化を踏まえると、企業がショートドラマとどう向き合っていくべきかは、大きく3つに整理できます。

①成果の測り方を、再生数だけにしない。

しまむらやドコモの事例が示す通り、成果は商品消化率・ブランドリフト・施策認知率といった事業指標で語れます。施策の前後で何を比較するか(接触群と非接触群、実施前後の認知率など)を、企画段階で決めておくことが重要です。

②単発で終わらせず、展開の余地を残しておく。

反応の良かった作品は、長編化・グッズ化・他メディアへの展開といった形で資産化できる可能性があります。マーケティング施策として始めたものでも、最初から「この1本で終わり」と決めてしまうのではなく、当たった場合にどう育てるかを視野に入れて企画・契約設計をしておくと、後から得られる選択肢が広がります。

③「本数」ではなく「質」と「ファン」で選ぶ。

生成AIの普及により、誰でも大量にショートドラマを作れる時代になりつつあります。量産が当たり前になるほど、本数で差別化することは難しくなり、物語としての質の高さと、そこにファンがついているかどうかが、これまで以上に重要な競争軸になります。制作会社やパートナーを選ぶ際も、量産体制よりも、ファンを育てられる企画力・運用力を基準にすることが重要です。

ショートドラママーケティングプラン紹介

ショートドラマの企業活用は、今後さらに拡大していくと見られます。一方で、単発の話題づくりで終わってしまう、直接的な訴求で視聴者に敬遠される、成果の測り方がわからない——といった壁にぶつかる企業様も少なくありません。CREAVEは、認知獲得の「ショートドラマ制作・配信プラン」、既存IPの熱量を活かす「タイアッププラン」、ブランド資産として育てる「アカウント運用プラン」の3つで、企画から効果測定まで一気通貫でご支援します。