CREAVEには、SNS運用案件において、クライアントの意向を汲み取り、目標(KPI・KGI)の達成に向けて社内外のメンバーと共に奔走する案件のリーダーである「PM(プロジェクトマネージャー)」というポジションがあります。

今回は、営業職からPM職に異動した小又さんに、PMの仕事について聞きました。


■話を聞いた人


■CREAVEでの、PM(プロジェクトマネージャー)とは?

SNS運用案件において、クライアントの意向を汲み取り、目標(KPI・KGI)の達成に向けて社内外のメンバーと共に奔走する案件のリーダーです。

SNS運用案件の新規案件を受注すると、PMは営業から案件を引き継ぎ下記のような流れで、進めていきます。

  • 体制構築
    • デザインリーダーと相談しながら、制作メンバーのアサインを行い、下記のような社内体制を構築します。
  • クライアントへヒアリング
    • SNS運用で求めていること、現状課題に感じていることなど、クライアントにしっかりヒアリングを行います。
  • 戦略設計
    • 過去のインサイトデータや、ヒアリング事項から、これからどんな戦略を元にSNS運用を行っていくか、戦略設計を行います。
    • お申し込みのプランによりますが、KPI・KGIの設定、トンマナ設計、SNS上でのタッチポイント整理、競合分析などが戦略設計に含まれます。
  • キックオフ
    • 作った戦略設計をクライアント、社内制作メンバーに説明。案件に関わるメンバー全員と目線合わせを実施します。
  • 初月投稿企画・制作
    • 戦略設計を元に、初月の投稿企画・制作の進行管理を行います。
  • 初月投稿開始
    • 投稿が問題なく行われているかなど、PMが制作物の最終責任を持ちます。
  • 翌月投稿企画・制作
    • 投稿状況の速報値を反映しながら、翌月の投稿企画・制作の進行管理を行います。
  • 初月のレポーティング
    • 初月投稿のレポートを制作し、クライアントに報告します。
    • 数値の分析、改善案、アルゴリズムなどのアップデート情報の共有なども行います。

ーPMの楽しい部分ややりがいはなんですか??

プランナーやデザイナーと試行錯誤して作成した投稿や企画が伸びると嬉しいです。担当案件の商品やサービスをしっかり伝えることができた、ユーザー様に届けることができたと感じます。

また、私は「クライアントファースト」をモットーに仕事しているため「CREAVEにお願いしてよかった」と言っていただけたり、継続して受注をいただいたり、クライアントに喜んでいただけたと感じる瞬間が1番やりがいを感じます。

クライアントファーストだからこそ

・担当案件の商品・サービスを使いまくること
・クライアントの意向を把握すること

の2点です。

PMは、担当案件の商品理解が必須です。商品理解をする上で、1番必要なのは、自分で使ってみるということだと思います。HPなどからも商品のことを知ることはできますが、ユーザー目線で自分自身が使って感じたことが1番大事だと思っています。

次に必要なのが、クライアントの意向を把握することです。細かく1つ1つ確認が必要なのか、それともある程度こちらが決めて最終確認だけの依頼するのかなど、コミュニケーション頻度の把握を最初の1〜2ヶ月ですることが大事だと思っています。
上記に合わせて、コミュニケーションのチューニングをかけていくと、クライアントからの信頼を得られると考えています。

「クライアントファースト」であることは、クライアントの言うことを全て聞くことではありません。私たちはSNSのプロとして仕事を依頼していただいているので、「クライアントファースト」だからこそKPI・KGIの達成のために、クライアントがおっしゃっていることと別の選択肢を提示する勇気や判断力も必要です。

小又さんがPMとして担当している商品をいち早く購入してシェアする様子▼

明確な正解やマニュアルがない

・オンオフの切り替えが難しいところ
・明確な正解やマニュアルがないところ

の2点です。

クライアントの商品の見せ方やコンテンツで改善できる項目はないか、どうしたらもっとよくなるかを常に考えているので、休日にプライベートでSNSを見ていても「この投稿参考になりそう!」「このキャンペーン伸びてる!」などの目線で見てしまうので、オンオフをつけるのが大変ですね。笑
幸い、私はSNSが好きで常に何かしら見ているのでそれほど苦になるタイプではなかったのですが、人によっては大変かもしれません。


また、明確な正解やマニュアルがないところも難しく感じます。
SNSは数値で結果が出るからわかりやすいと最初は思っていたのですが、再現性があるようでありません。別のアカウントで上手くいった施策が、同じように上手くいくとも限らないし、アルゴリズムも日々アップデートされるのでこれまでの成功パターンが急に上手くいかなくなることもあります。最初の頃はこの正解のなさにとても戸惑いました。

またPMは、社内外の多くのポジションの方をまとめる役目を担っています。同じ目標に向かって案件を進める上で、ケースバイケースなのでマニュアルを作ることができない業務で、難しい部分だと思っています。

営業職とPM職の違い

小又さんは、営業職からSNS運用チームのPM職に異動されたとお伺いしました。

はい、そうです。
CREAVEの前身のスナップマート時代に、ガイアックスのGENIC LAB事業部と事業統合がありました。その際に営業とSNS運用のPMを兼業することになり、しばらくは両立させていましたが、よりPM業務に専念するために2024年1月より正式にSNS運用チームに異動しました。


ー営業経験は活かされてますか?

とても活かされています。
やはり、営業もPMもクライアントと接する仕事なので、そこでのやり取りや、臨機応変に物事に対応しなくてはならない所は、営業経験で慣れていたので活かされています。

また、CREAVEで販売しているプランが役に立つと思った時に、クライアントに自信を持って提案することができます。その結果、担当案件での支援範囲を広げて、クライアントの事業にも、そしてCREVEの事業にも貢献することができていると感じています。

ー営業とPMの違う部分は何ですか?

営業は毎回新しい人と出会い関係を構築していくことが多いのですが、PMはクライアントと関係を深めていく部分が違います。あとは、関わる人数が変わってきます。
営業は、チームメンバーに相談したりはしますが、基本的に1人で受注までは持っていきます、PMは常に多くの社内の制作メンバーと連携して仕事を進めていくので、関係者が多いのが特徴です。

ー多くの社内メンバーと連携して仕事を進めていく上で意識していることはありますか?

情報共有をしっかりすることです。
クライアントの意向や案件の進捗共有はもちろんのこと、それを踏まえたPMである自分の考え方のシェアをしています。以前は「人それぞれ捉え方が違うしな」と思って言っていなかったことも多かったのですが、自分の考え方を社内の制作メンバーにシェアした上で、カスタマイズしてもらうようにした方が上手くいくようになりました。

ある程度裁量を持った方が良いアウトプットが出る方には、ここは任せるよと声をかけたり、自分で判断して欲しいこと、確認をとって欲しいことなどを日々口に出して伝えていくようにしています。

そうすることで、案件に関わる社内メンバーの専門スキルを最大限に発揮しつつ、クライアントの要望にも答えることができるようになると思っています。

ー最後に、PM職にはどんな方が向いていると思いますか??

・マルチタスクが得意で、臨機応変に対応ができる人
・コミュニケーションを取ることが好きな人・俯瞰して物事を見て、責任を持って判断ができる人

が向いていると思います。

社内外の多くの関係者と連携しながら、複数の案件を同時に引っ張っていく必要があるポジションです。
正解もマニュアルもあるようでないこの仕事を、前向きに楽しめる人が良いのではと思っています。

■小又さんの1日のスケジュール


以上。CREAVEのPMの小又さんに、「PMの仕事」についてお伺いしました。

現在、CREAVEでは、PMのポジションを募集しています。
下記よりエントリーをお待ちしています。

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